配信におすすめのノートパソコンは?(必要なスペックと選び方)

配信が快適にできるノートパソコンと、その選び方を解説します

はいしんせかいは、独自に検証して執筆しています
ノートパソコンでも配信できる?やめたほうがいい?
ノートパソコンでも配信可能です
雑談配信や、歌配信がしたいという方であればぜんぜんできます
ゲーミングノートPCであれば、PCゲームも十分配信できます
「PCゲームを配信したい」「たくさんソフトを起動した本格的な配信をしたい」という場合は注意が必要です
ノートパソコンは、デスクトップPCに比べて性能が低いです
そのため、性能と価格をみると、ノートパソコンのほうがコスパ悪いです
なので、ノートパソコンでそこそこ重いPCゲームを配信したいという場合は、ゲーミングノートPC(価格が高いPC)を購入する必要がありますね
ノートパソコンはなんといっても、コンパクトで持ち運びできる点が最大のメリット
そのため、ノートパソコンでの配信は、気軽に雑談や歌配信したい方や、SwitchやPS4などをキャプチャーボードを使って配信する方におすすめ
ゲーミングノートPCでの配信なら、場所を気にせずにゲーム配信をしたい方におすすめです
とはいえ、PCゲーム配信をメインで考えているのであれば、ノートパソコンではなくデスクトップPCにすることをおすすめします
デスクトップPCについては「配信におすすすめのゲーミングPCは?」で説明しているので、こちらも合わせて読んでみてくださいね

配信に必要なノートPCのスペックは?
ノートパソコンで配信するための必要スペックについて、1つずつ説明します
CPU:Core i7、Ryzen7
CPUは、人間でいうところの脳みそです
配信ではソフトを複数起動するので、CPU性能が低いとパソコンの動きが遅くなったりします
ノートパソコンで配信をするなら最低でも「Core i5」「Ryzen5」を選びましょう
ゲーム配信やVTuber配信を含め、ふつうに配信ができるスペックを求める方は、「Core i7」「Ryzen7」以上にするのをおすすめします
グラフィックボード:グラボが搭載したPC
グラフィックボード(グラボ、GPUとも呼ばれる)は、映像を画面に映す処理をするPCパーツです
PCゲームをするのに重要なパーツで、重いゲームほど高性能なものが求められます
ゲームをまったくしないのであれば、なくても配信自体は可能です
Vモデルを動かすVTuber配信をする場合も、グラボ性能はすこし必要になりますね
ゲームをするしないに関わらず、ノートパソコンで配信をするなら、グラボが載っているノートパソコンにするのがおすすめです
というのも、配信するためのソフト「OBS」は、グラボが搭載していれば「ハードウェアエンコード」という設定が利用できます
ハードウェアエンコードが利用できると、OBSの処理をグラボに任せることができるので、そのぶんCPUの負担を軽くすることができるというわけです
(OBSのハードウェアエンコードについては「OBSで高品質な配信をする方法(画質・音質を上げる)」でくわしく説明しています)
基本的にノートパソコンは性能が低めであるため、快適な配信をするのであればグラボを搭載しているモデルを選ぶといいです
PCゲームをそれなりにプレイする場合は、「RTX 4060」以上を選びましょう
GeForce RTX 3050/3060 | 最低限遊べる |
GeForce RTX 4050/4060 | 快適に遊べる |
GeForce RTX 4070/4080/4090 | 十分快適に遊べる |
メモリ:最低16GB、推奨32GB
メモリは、作業スペースのようなものです
数字が大きいほど作業スペースが大きくなって、動作が快適になります
配信ではソフトを複数同時に起動してメモリをたくさん消費するので、メモリ容量は重要になってきます
配信をするなら最低でも「16GB」は必要です
「8GB」だとメモリ不足になってしまい、PCの動作が遅くなったり配信映像がカクカクになったりします
16GBはあくまでも最低限なので、快適な配信のためには「32GB」にすることをおすすめします
8GB | 足りなくなる… |
16GB | 配信するなら16GBは欲しい |
32GB | 配信が快適にできる |
ストレージ:最低500GB、推奨1TB〜
ストレージは、データを保存するところです
ノートパソコンは標準で250GBか500GBが多いですね
配信をしていると、配信でつかう素材や録画したファイルが溜まるので、通常のパソコンを使っているときに比べて、すぐに容量が減ってしまいがちです
そのため、最低でも500GBはほしいです
個人的には、「1TB」以上(できるなら「2TB」)にするのがおすすめです
メーカーによっては、カスタマイズでストレージ容量を変更できます
250GB | すぐ足りなくなる |
500GB | 最低500GBは欲しい |
1TB〜 | 安心 |
リフレッシュレート:ゲームをするなら144Hz以上
ノートパソコンでFPSなどのゲームをやるのであれば、ディスプレイのリフレッシュレートは144Hz以上のモニターを選ぶほうがいいでしょう
リフレッシュレートとは、1秒間に何回画面を切り替えるのかというものです
パラパラ漫画みたいな感じで、その紙が1秒間に何枚めくられるか、みたいなイメージですね
通常のモデルでは60Hzなのですが、動きが激しいゲームだとこのリフレッシュレートによって見え方が変わってくるのでどうするか考えるところではあります
ノートパソコンは画面を交換することができないので、もしゲームもやってみたいと思っているのであれば144Hz以上のモニターのものを選ぶといいでしょう
雑談配信などであれば60HzのモニターでOKです(144Hzなどの記載が特になければ60Hzですね)
配信向けノートパソコンの選び方
配信向けノートパソコンの選び方は「どんな配信をしたいか」と「ノートパソコンにかけられる予算」のかねあいで選びます
配信向けノートパソコンの金額は、雑談配信や歌配信がメインであれば〜16万円くらいで、快適に配信ができるスペックだと20~23万円くらいになります
ゲーム配信が快適にできるスペックなら、24万円以上のノートパソコンを選びましょう
10万円未満だとゲーム配信は厳しいですが「雑談、歌枠配信なら可能」という感じですね
商品 | CPU | グラボ | メモリ | ストレージ | リフレッシュレート | 価格(税込み) |
---|---|---|---|---|---|---|
mouse B4-I1U01PG-B | N100 | なし | 16GB | 512GB | 60Hz | ¥69,800 |
Lenovo LOQ 15IRX9 – ルナグレー|Core i5、RTX3050 | Core i5-13450HX | RTX3050 | 16GB | 512GB | 144Hz | ¥112,860 |
Lenovo LOQ 15IRX9 – ルナグレー|Core i7、RTX4060 | Core i7-13650HX | RTX4060 | 32GB | 512GB | 165Hz | ¥159,830 |
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A|メモリ32GB・1TB【おすすめ】 | Ryzen7 7840HS | RTX4060 | 32GB | 1TB | 165Hz | ¥199,800 |
Lenovo Legion 5i Gen 9:カスタマイズモデル【おすすめ】 | Core i7 14650HX | RTX4060 | 32GB | 1TB | 165Hz | ¥213,070 |
Lenovo Legion Pro 7i Gen 9 – エクリプスブラック | Core i9 14900HX | RTX4080 | 32GB | 1TB | 240Hz | ¥354,860 |
おすすめの配信向けノートパソコン6選
- mouse B4-I1U01PG-B
- Lenovo LOQ 15IRX9 – ルナグレー|Core i5、RTX3050
- Lenovo LOQ 15IRX9 – ルナグレー|Core i7、RTX4060
- NEXTGEAR J6-A7G60GN-A|メモリ32GB・1TB【おすすめ】
- Lenovo Legion 5i Gen 9:カスタマイズモデル【おすすめ】
- Lenovo Legion Pro 7i Gen 9 – エクリプスブラック
mouse B4-I1U01PG-B



[ 税込み価格です ]
- とにかく安いPCを選びたい
- 雑談、歌枠配信ができればいい
PCゲームはしない(グラボが付いてない) - Switchなどキャプチャーボードを使う配信にも
- 配信するときはOBS(配信ソフト)のエンコーダ設定で『QSV』を選ぶ←重要!
CPU | インテル プロセッサー N100 | グラボ | なし(CPU内蔵のグラフィックス) |
メモリ | 16GB | ストレージ | 256GB |
リフレッシュレート | 60Hz |
Lenovo LOQ 15IRX9 – ルナグレー|Core i5、RTX3050



[ 税込み価格です ]
【Core i5、RTX3050】
- 雑談配信・歌配信におすすめ
- PCゲームも設定次第で遊べる
- Switchなどキャプチャーボードを使う配信におすすめ
CPU | Core i5-13450HX | グラボ | RTX3050 Laptop |
メモリ | 16GB | ストレージ | 512GB |
リフレッシュレート | 144Hz |
Lenovo LOQ 15IRX9 – ルナグレー|Core i7、RTX4060



[ 税込み価格です ]
【Core i7、RTX4060】
- ゲームもできるスペックが欲しいけど、予算的にこれ以上は厳しいという方におすすめ
- メモリが16GBなのでゲームしながら配信はギリできる、ゲームのみならそこそこできる
CPU | Core i7-13650HX | グラボ | RTX4060 Laptop |
メモリ | 16GB | ストレージ | 512GB |
リフレッシュレート | 144Hz |
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A|メモリ32GB・1TB【おすすめ】



[ 税込み価格です ]
- 今売れている人気モデル
- 性能と価格のバランスがよく、コスパ最強
- CPU、グラボ、メモリがそこそこいいので、配信しながらゲームもできる
- リフレッシュレートが165Hz
CPU | Ryzen7 7840HS | グラボ | RTX4060 Laptop |
メモリ | 32GB | ストレージ | 1TB |
リフレッシュレート | 165Hz |
Lenovo Legion 5i Gen 9:カスタマイズモデル【おすすめ】



[ 税込み価格です ]
- 上の「NEXTGEARメモリ32GB・1TB」よりCPU性能が高いので、より配信が快適に
- CPU、グラボ、メモリのスペックがバランスよくある
- 雑談配信・ゲーム配信どちらも◎
CPU | Core i7 14650HX | グラボ | RTX4060 Laptop |
メモリ | 32GB | ストレージ | 1TB |
リフレッシュレート | 165Hz |
Lenovo Legion Pro 7i Gen 9 – エクリプスブラック



[ 税込み価格です ]
- ノートパソコンで十分快適にゲーム配信をしたい方におすすめ
- グラボはRTX4080と超高性能で、ゲームも大変快適
- リフレッシュレートが240Hzに対応してる
- 動画編集用としても活躍する
CPU | Core i9 14900HX | グラボ | RTX4080 Laptop |
メモリ | 32GB | ストレージ | 1TB |
リフレッシュレート | 240Hz |
ノートパソコンのほかに、配信に必要なものは?
ノートパソコンのほかには、声を配信にのせるためのマイクが必要です
マイクによって、音質や音量、ノイズの入りやすさなどが違ってきます
当サイトではおすすめの配信向けマイクも解説しているので、こちらのページもあわせて読んでみてください
