ドスパラの配信向けPCおすすめ|THIRDWAVEとGALLERIAの違い・選び方
ドスパラで配信用PCを選ぶなら、予算を抑えたい人はTHIRDWAVE、ケースや端子・拡張性も重視したい人はGALLERIAを見比べると選びやすいです。
どちらもゲーム配信に使えるモデルがあります。「GALLERIAだから配信がきれいになる」「動画配信向けモデルでないと配信できない」というわけではありません。
まずは遊びたいゲームに合わせてグラボを選び、メモリ・SSDを必要な容量に変更したあとの金額で比較しましょう。この記事では、次の3台を中心に紹介します。
費用を抑えて始める

Ryzen 7 5700X
RTX 5060 8GB
メモリ32GB・SSD 1TBに変更
237,780円
雑談・歌枠や軽めのゲーム配信から。16GBのまま始める選び方も紹介します。
フルHDのゲーム配信を中心に

Ryzen 7 7700
RTX 5060 Ti 16GB
メモリ32GB・SSD 1TBに変更
295,080円
RTX 5060よりゲーム性能を上げたい人向け。VRAM 16GBも特徴です。
重めのゲーム・WQHDも楽しむ

Ryzen 7 7700
RTX 5070 12GB
メモリ32GB・SSD 1TBに変更
313,980円
ゲーム側の描画性能を重視するならこちら。②との差は18,900円です。
上の金額はホワイトの本体価格です。税込・送料別。ゲーム配信向けにメモリ32GB・SSD 1TBへ変更した構成でそろえています。
4Kなど高い解像度でゲームを遊びたい人には、後半でRTX 5080搭載のGALLERIAも紹介します。VTuber用のPCを探している場合は、アバターとゲームの同時利用も考えたVTuber向けPCの選び方も参考にしてください。

はいしんせかいは、独自に検証して執筆しています
THIRDWAVEとGALLERIAの違いは?配信用ならどちら?
THIRDWAVE(サードウェーブ)とGALLERIA(ガレリア)は、どちらもドスパラで販売されているPCブランドです。THIRDWAVEは一般用途のPCも含み、その中にグラボ搭載モデルがあります。GALLERIAはゲーミングPCブランドです。
配信用として大切なのはブランド名だけではなく、CPU・GPU・メモリの構成と、接続する機材に合う端子です。同じCPU・GPUを搭載したモデルもあるので、まずは条件をそろえて見比べましょう。
| 比べるところ | THIRDWAVE ADシリーズ | GALLERIA |
|---|---|---|
| 選びやすい理由 | 同程度のCPU・GPUでも費用を抑えやすい | 専用ケースのデザインや端子、上位構成から選べる |
| ケース | この記事のADは小さめのミニタワー。ブラック・ホワイトがある | ミニタワー・ミドルタワーなど、モデルによってサイズが違う |
| USB端子 | 搭載マザーボードによって違う。今回のRyzen 7 7700搭載ADはType-Cなし | 今回比較するモデルは前面にもType-Cがある |
| ゲーム配信 | 対応するゲーム・設定ならOBS配信に使える | こちらも構成次第。ブランドだけで配信性能は決まらない |
| 標準保証 | 今回の掲載モデルは1年間の持込修理保証 | 今回の掲載モデルも1年間の持込修理保証 |
たとえば、Ryzen 7 5700X・RTX 5060・メモリ16GB・SSD 500GBの構成では、THIRDWAVE AD-R7X56A-01Wが168,880円、GALLERIA XGR7M-R56-WLが204,980円です。同じ主要パーツでも36,100円の差があります。
この2台では、THIRDWAVEの幅・奥行き・高さは210×401×422mm、GALLERIAは220×442×443mm。GALLERIAには前面USB Type-Cがあり、THIRDWAVEは前面Type-Aが2つという違いもあります。
価格を優先するならTHIRDWAVE、見た目や端子の使いやすさも買いたいならGALLERIAという選び方がおすすめです。なお、端子・ケース・冷却構成は製品ごとに違います。「GALLERIAなら必ず静か」「THIRDWAVEでは長時間配信できない」とは判断しないでください。
「動画配信向けモデル」を選ばないと配信できない?
通常のTHIRDWAVEやGALLERIAでも、用途に合う構成なら配信できます。ドスパラの「動画配信向けモデル」は、配信機材をつなぎやすい端子なども含めて選びたい人向けの選択肢です。
たとえばCore Ultra 9 285K・RTX 5090搭載のGALLERIA XMC9A-R59-GDは、1,429,980円の最上位構成です。配信を始めるために、このクラスまで買う必要はありません。まずは遊ぶゲームや使うソフトに合う構成から選びましょう。
ドスパラの配信用PCおすすめ4台を比較
今回選んだ4台は、価格を抑えるRTX 5060、フルHDを中心に考えるRTX 5060 Ti 16GB、重いゲームも遊びたい人向けのRTX 5070、高解像度向けのRTX 5080です。
ゲーム配信をするなら、②・③を中心に比較するのがおすすめです。③は②から18,900円でゲーム側の描画性能を上げられるため、予算が届き、重めのゲームも遊ぶなら有力な候補になります。
| モデル | CPU/GPU | 標準構成・本体価格 | 32GB・1TBにした本体価格 |
|---|---|---|---|
| ① THIRDWAVE AD-R7X56A-01 | Ryzen 7 5700X RTX 5060 8GB | 16GB・500GB 168,880円 | 237,780円 |
| ② THIRDWAVE AD-R7A56C-01 | Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti 16GB | 16GB・500GB 219,980円 | 295,080円 |
| ③ THIRDWAVE AD-R7A57A-01 | Ryzen 7 7700 RTX 5070 12GB | 16GB・500GB 238,880円 | 313,980円 |
| ④ GALLERIA XPR7A-R58 | Ryzen 7 7700 RTX 5080 16GB | 16GB・1TB 409,980円 | 466,080円 |
税込・送料別。①〜③はホワイト、④はホワイト・ガンメタルの価格です。32GBは16GB×2枚、SSDは通常の1TB Gen4 SSDを選んでいます。
① THIRDWAVE AD-R7X56A-01|費用を抑えて配信を始めたい人に


Ryzen 7 5700X・RTX 5060 8GBを搭載した、今回の中では価格を抑えやすいモデルです。雑談・歌枠や比較的軽いゲームを中心に、配信を始めたい人に向いています。
標準はメモリ16GB・SSD 500GBで、ホワイト・ブラックともに168,880円。軽い用途なら16GBのまま始める選択もできますが、ゲーム・OBS・通話・ブラウザを同時に使う場合は32GBを検討しましょう。
選ぶ構成と金額
- 費用優先:メモリ16GB・SSD 1TBで187,880円
- ゲーム配信向け:メモリ32GB・SSD 1TBで237,780円
メモリ32GBへの変更は49,900円、SSD 1TBへの変更は19,000円です。最初の本体価格との差が大きいので、16GBで済む用途なのか、32GBが欲しい用途なのかを決めてから購入するのがおすすめです。
重いゲームで高画質・高フレームレートも狙うなら、②・③まで比較してください。Ryzen 7 5700XはRyzen 7 7700とは世代が違うため、「どちらもRyzen 7だから同じ」とは考えないようにしましょう。
ホワイトの価格・構成を見る
ブラックの価格・構成を見る
② THIRDWAVE AD-R7A56C-01|フルHDのゲーム配信を中心に選ぶなら


Ryzen 7 7700・RTX 5060 Ti 16GBを搭載したモデルです。①よりゲーム性能を上げつつ、③ほど予算をかけずに選びたい人向け。フルHDを中心に、遊ぶゲームの推奨スペックと照らし合わせると選びやすい構成です。
特徴はグラボのVRAMが16GBあることです。高解像度のテクスチャなどでVRAMを多く使うゲームでは選ぶ理由になります。ただし、VRAMが大きいだけで、上位のGPUよりすべてのゲームが速くなるわけではありません。
おすすめ構成:メモリ32GB・SSD 1TBで295,080円
標準219,980円に、メモリ変更56,100円・SSD変更19,000円を加えた本体価格です。
「予算30万円前後で、ゲーム配信と普段使いのPCをまとめたい」という人の比較基準になります。一方、③との差は18,900円なので、重めのゲームの描画性能を優先するなら、③も一緒に確認してください。
ホワイト・ブラックともに標準は16GB・500GBで219,980円です。販売ページではメモリとSSDを変更してから、合計金額を確認しましょう。
ホワイトの価格・構成を見る
ブラックの価格・構成を見る
③ THIRDWAVE AD-R7A57A-01|重めのゲーム・WQHDも楽しみたい人に


ゲームの画質やフレームレートをもう少し重視するなら、Ryzen 7 7700・RTX 5070 12GBを搭載したこちらが候補になります。WQHDのモニターで遊びたい人や、重めのゲームを配信したい人に検討してほしいモデルです。
おすすめ構成:メモリ32GB・SSD 1TBで313,980円
ホワイト・ブラックともに標準238,880円。メモリ変更56,100円・SSD変更19,000円を加えた本体価格です。
②と同じCPUで、32GB・1TBにそろえた価格差は18,900円です。ゲーム側の性能を上げたい人には、今回の中でも優先して比較したい1台です。
ただしVRAMは12GBで、②の16GBより少なくなります。容量を多く使うゲームや制作ソフトも利用するなら、その用途も確認しましょう。また、GPUを上げても、配信先のビットレートや解像度まで自動で上がるわけではありません。
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④ GALLERIA XPR7A-R58|4Kなど高解像度のゲームを重視するなら


Ryzen 7 7700・RTX 5080 16GBを搭載したGALLERIAです。③よりさらに予算をかけて、4Kなど高い解像度でゲームを遊びたい人向けの上位候補になります。
おすすめ構成:メモリ32GB・SSD 1TBで466,080円
標準409,980円からメモリを32GBへ変更。SSDは標準で1TBです。WL・GDともに同じ金額です。
前面にもUSB Type-Cがあり、ケースは幅220×奥行488×高さ498mm。THIRDWAVE ADより大きいので、置き場所も含めて選びましょう。
雑談や歌枠、フルHDの配信が目的なら、ここまで上げなくても構いません。配信時間が長いという理由だけで選ぶのではなく、遊ぶゲームの解像度・設定に予算をかけたい人におすすめします。
ホワイト×ライトグレイの価格・構成を見る
ガンメタル×ダークグレイの価格・構成を見る
配信用PCのスペックは何を優先する?
GPUは遊ぶゲームから選ぶ。OBSはNVENCを活用
ゲームをPCで動かしながら配信するなら、まずはそのゲームをどの解像度・画質で遊ぶかを決めましょう。配信映像がフルHDでも、ゲームをWQHD・4Kで動かすなら、ゲーム側にはその分の性能が必要です。
今回のRTX搭載モデルでは、OBSの映像エンコーダーにNVIDIA NVENCを選ぶ方法があります。GPU内の専用回路で映像を圧縮するため、CPUだけで処理する方法よりCPUの負担を抑えやすくなります。
ただしOBSの画面描画などにもGPUは使います。ゲームがGPUを使い切ってしまう場合は、ゲームのフレームレート上限や画質を調整しましょう。配信の設定はOBSで高品質配信をする設定で解説しています。
買い替えるか迷っている場合は、手持ちPCでOBS配信ができるか確認する方法も参考にしてください。
メモリ16GBで始めるか、32GBにするか
雑談・歌枠や軽いゲームで、同時に開くソフトが少なければ、16GBで始められる場合もあります。ゲーム・OBS・Discord・ブラウザ、さらにVTuberソフトも一緒に動かすなら32GBを基準にすると選びやすいです。
ここでいうメモリはPC全体で使うRAMです。②の「RTX 5060 Ti 16GB」はグラボ側のVRAMなので、PCのメモリ16GBとは別の容量です。
購入時の増量費用が大きいからといって、慣れていない人に自力での増設を前提にはおすすめしません。自分で増設する場合は、DDR4/DDR5、空きスロット、動作確認や保証の扱いまで確認が必要です。
容量に迷ったら、配信用PCのメモリ16GB・32GB・64GBの選び方で、用途別の目安を確認できます。
SSDは1TBを基本に、ゲームの本数と録画で考える
500GBでも配信はできますが、Windowsやアプリのほかにゲームを数本入れると、録画用の空き容量が少なくなりやすいです。ゲーム配信向けとして新しく買うなら1TBを基本に考えるのがおすすめです。
長時間の録画や動画編集を続けるなら、2TBや保存用ストレージの追加も検討してください。録画データの容量は時間・画質・ビットレートで変わるため、保存する量に合わせて選びましょう。
購入前に確認したい端子・Wi-Fi・見積もり
マイク・カメラ・配信機材をつなげるか
USBマイク、オーディオインターフェイス、Webカメラ、キャプチャーボードなど、使う機材を並べて端子を確認しましょう。
今回のRyzen 7 7700搭載THIRDWAVE ADは、前面Type-Aが2つ・背面Type-Aが4つで、Type-Cはありません。機材側の端子とケーブルの組み合わせが合うか、購入前に確かめてください。①のRyzen 7 5700X搭載ADは背面にもType-Cがあり、同じADシリーズでも違います。
PCIe接続のキャプチャーボードなどを使う場合は、空きスロットとグラボがふさぐ範囲も確認が必要です。「スロットがある」だけで装着できるとは限らないため、機材の型番を伝えて購入前に相談すると選びやすくなります。
Wi-Fiは標準搭載か。配信中の回線も考える
今回の4モデルは、標準では無線LANなしです。Wi-Fiで接続したい場合は、対応する追加オプションや別売り機器が必要になります。
配信中の通信を安定させたいなら、有線LANでつなぐ方法も検討しましょう。PCの性能を上げても、回線側の問題までは解決しません。
標準価格ではなく、必要な構成の合計を確認
販売ページを開いたら、次の順に確認すると選び間違いを減らせます。
- CPUとGPUの型番が、選んだモデルと同じか確認する
- メモリを16GBのままにするか、32GBへ変更するか決める
- SSDの容量を選ぶ。1TBへ「変更」するのか、2台目を「追加」するのかも確認する
- 必要ならWi-Fiや保証を選び、送料を含めた支払額を確認する
同じような名前でも、CPUが違うモデルやモニター付きセットが並ぶことがあります。月額サービス付きの条件もあるので、付属品や継続費用まで含めた見積もりで決めましょう。
ドスパラの配信用PCは、用途と変更後の予算で選ぼう
THIRDWAVEとGALLERIAは、ブランド名だけで配信できる・できないが決まるわけではありません。価格を抑えたいならTHIRDWAVE、ケースや端子・拡張性も重視するならGALLERIAを見比べるのがおすすめです。
- 費用を抑えて始める:RTX 5060のAD-R7X56A-01
- フルHD中心で、VRAM 16GBも選ぶ理由になる:RTX 5060 Ti 16GBのAD-R7A56C-01
- 重めのゲームやWQHDも楽しむ:RTX 5070のAD-R7A57A-01
- 4Kなど高解像度のゲームを重視する:RTX 5080のGALLERIA XPR7A-R58
ゲーム配信をするなら②・③から比較し、メモリ32GB・SSD 1TBへ変更した合計金額を確認してみてください。最安の標準価格ではなく、自分が使う構成で選ぶことが、納得できるPC選びにつながります。
ほかのメーカーも比較したい場合は配信向けゲーミングPCのおすすめ、アバターを動かしながら配信する場合はVTuber向けPCの選び方も参考にしてください。

