配信におすすめのマイクは?(高音質な配信マイクの選び方)
配信におすすめのマイクと、その選び方を解説します
数あるマイクの中で、配信者によく使われる人気マイクを紹介しています
これからYouTubeやTwitchなどで配信しようと思っている方は、ぜひ参考にして選んでみてくださいね
はいしんせかいは、独自に検証して執筆しています
マイクの特徴
まずは、マイクの特徴について説明します
マイクを選ぶうえで必要な知識なので、かんたんに目を通してみてくださいね
マイクの接続方法:USB接続、XLR接続
マイクの接続方法は、次の2つがあります
- USB接続
- XLR接続
USB接続のマイクは、PCのUSB端子にそのまま繋げるだけでマイクが使えます
XLR接続のマイクは、マイクとPCの間に「オーディオインターフェイス」という機器が必要になります
USB接続はかんたんにマイクが利用できる反面、XLR接続だとより高音質で音声を取り入れられるというメリットがあります
マイクの種類:コンデンサーマイク、ダイナミックマイク
マイクの種類は、次の2つがあります
- コンデンサーマイク
- ダイナミックマイク
それぞれにメリット・デメリットがあるので、どちらがいいというものではありません
コンデンサーマイクの特徴
コンデンサーマイクは、繊細な音まで拾ってくれるので音がきれいです
音を拾う範囲が広いので、周りの雑音も拾いがちです
ダイナミックマイクの特徴
ダイナミックマイクは、マイクの周りの音だけを拾うので余計な音が入りにくいです
コンデンサーマイクに比べると、音の繊細さは落ちます
マイクの指向性:単一指向性、双指向性、無指向性
マイクの指向性というのは、「どの向きから音を拾うか」のことです
そのマイクの指向性には、次の3種類があります
- 単一指向性
- 双指向性
- 無指向性
配信では、基本的に「単一指向性」のマイクを使うことが多いですね
単一指向性とは
単一指向性は、マイクの正面から音を拾うものです
単一指向性の中にも、さらに音を拾う範囲が狭くなった超単一指向性というものもあります
双指向性とは
双指向性は、マイクの正面と裏面から音を拾うものです
その場に2人いて、向かい合いながら会話を収録する、というときに使われますね
無指向性とは
無指向性は、全方向から音を拾うものです
単一指向性や双指向性のような、ある部分を狙って音を拾うものではないです
その場全体の音を拾いたいときに使われますね
配信向けマイクの選び方
USB接続とXLR接続はどっちがいい?
USBマイクは単体で動きますが、XLRマイクだとマイクとは別にオーディオインターフェイスが必要です
予算があまりない(マイクとオーディオインターフェイスを合わせて1.5万円以下くらいでしょうか)場合だと、下手にXLRマイクにするよりUSBマイクにしたほうが音質がいいことはあります
ただ、基本的にはXLRマイクはのほうが音質がいいです
そのため、配信を少しやってみたいという方はUSBマイクを、配信者としてやっていきたいという方はXLRマイクを選ぶのがいいでしょう
コンデンサーマイクとダイナミックマイクはどっちがいい?
配信者の多くは、コンデンサーマイクを使っています
配信ではマイクと口との距離がすこし離れることが多いため(マイクの設置位置の関係上)、コンデンサーマイクのほうが都合がいいのです
周りの雑音を拾いたくない場合はダイナミックマイクがおすすめされがちですが、その前提条件は「マイクと口の距離を近づけること」があります
カラオケでマイクを口に近づけるくらいの距離ですね
そのため、きちんとその距離が守れていないと、ダイナミックマイクよりコンデンサーマイクのほうがノイズが少ないなんてことも意外とあります
また、ダイナミックマイクは感度が低いので、MAX音量でも音が小さいということがあります(2万円未満のオーディオインターフェイスだと音量をあげられない場合がある)
お互いのメリット・デメリットを理解したうえで選んでもらえればと思いますが、どちらかというと「コンデンサーマイク」がおすすめです
マイクの指向性はどれがいい?
配信では「単一指向性」を選びましょう
自分一人だけで、声の向きも決まっているからです
おすすめの配信向けマイク15選
おすすめの配信向けマイクを紹介します
マイクの中でも、配信者によく使われている人気マイクを掲載しています
価格が安い順に並べていますので、予算に合わせて選んでみてくださいね
配信向けコンデンサーマイク
Marantz MPM1000
MPM1000は、低価格ながら音質が良く、コスパに優れているコンデンサーマイクです
Audio Technica AT2020
AT2020は、配信者なら一度は買ったことがあるレベルで有名な人気コンデンサーマイクです
Audio Technica AT2035
AT2035は、AT2020より音質が良くショックマウントも付いているコンデンサーマイクです
AT2020は有名ですが、AT2035のほうがお得です
Logicool Blue Bluebird SL
Blue Bluebird SLは、デザイン性がありながら音質もいい人気のコンデンサーマイクです
Audio Technica AT4040
AT4040は、音がニュートラルなため万人におすすめできる人気の高音質コンデンサーマイクです
Neumann TLM 102
TLM 102は、高価格帯で人気があり、有名配信者さんも利用している高音質コンデンサーマイクです
配信向けダイナミックマイク
SHURE SM58-LCE
SM58は、ダイナミックマイクの代表と言われるくらい有名な人気ダイナミックマイクです
Audio Technica AT2040
AT2040は、感度が低すぎないため、安いオーディオインターフェイスでも必要な音量は確保できるダイナミックマイクです
SHURE SM7B
SM7Bは、音が柔らかくて、有名配信者も利用している有名なダイナミックマイクです
感度がとても低いので安いオーディオインターフェイス(AG03mk2を含む)では音量が足りません
そのときは、マイクとオーディオインターフェイスの間にマイクプリアンプ(DM1、CL-1など)を挟む必要があります
SHURE SM7dB
SM7dBは、人気マイク「SM7B」のマイクプリアンプ内蔵モデルのダイナミックマイクです
SM7Bのあとに発売したモデルで、今買うならマイクプリアンプを買う必要がないこちらがおすすめです
配信向けUSBマイク
HyperX SoloCast
SoloCastは、1万円以下で音質がいい人気のUSBマイクです
HyperX QuadCast
QuadCastは、オーディオインターフェイスを利用しなくても音質がよくて人気のUSBマイクです
HyperX QuadCast S
QuadCast Sは、USB接続でありながら音質がとてもよく、またデザイン性にも優れているため女性にも人気のあるUSBマイクです
Logicool G Blue Yeti
Blue Yetiは、あのひろゆきさんも愛用している人気のUSBマイクです
手元のスイッチで、単一指向性、双指向性、無指向性、ステレオに切り替えられます
SHURE MV7+
MV7+は、高品質の集音をUSB接続で行いたい方におすすめの人気USBマイクです
マイクのほかに、配信に必要なものは?
マイクのほかに、配信するのに必要なものを下にまとめました
まだ購入していない配信機材があるかチェックしてみてください